「ダンスを披露してみたい!」「好きな曲で踊ってみたい」かっこいいダンサーやTikTokの動画などを見ると、憧れますよね。いざダンスを真似して踊ろうと思っても、ミュージックビデオでは途中で振り付けが途切れてしまい完コピできないこともあります。そんな時のためにも、自分で振り付けができるようになっておきたいものです。今回は、ダンス歴18年・歴代100曲以上の振り付けを完成させた著者が振り付けのすべてについて解説します!きっと本記事を読み終わる頃には振り付けの作りのコツがわかっているはずです。ぜひ参考にしてください。
1. 振り付けの作り方
まずは、基本的な振り付けの作り方について説明します。著者は100曲以上振り付けてきたと前述しましたが、以下で紹介する振り付けの作り方の流れはほぼ当初から変わっていません。振り付けは作りやすい方法で作るのが一番ですが、一度振り付けを作る流れを確認しておきたい人はぜひ参考にしてみてください。
ステップ①曲を決める
まずは踊りたい曲を決めましょう。振り付けは曲によってほぼ決まると言っても過言ではないくらい、選曲は振り付けにとって大切な要素です。
踊りたい雰囲気から決めたり、「今回はかっこよく」「ゆったりとジャズっぽい感じで」などテーマから決めたり、踊りたい衣装に合う曲を決めたり、選曲の方法は自由です。
ダンスの曲については、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひチェックしてみてください。
ステップ②まずは曲に合わせて踊ってみる
曲が決まったら、曲を流しながら体を自由に動かしてみましょう。曲のリズムやメロディーなどにあわせながら、何も考えずに思いの向くままに体を動かします。この手法は、ダンサーであればご存じの「フリースタイル」と呼ばれるダンス方法です。ダンス初心者は曲を聴きながら、体を揺らしたり体でリズムを取ったりなど簡単なやり方で踊ってみましょう。
ステップ③フリースタイルで踊りながらイメージを固める
曲にあわせて体を自由に動かしているうちに、曲の雰囲気や特徴がつかめてきます。フリースタイルで踊りながら、「どの音を取るか」や「どのリズムに乗せて振り付けを作るか」など次第にダンスのイメージが出来上がっていきます。
一度ですぐにダンスのイメージができるわけではありません。何度か曲を流してフリースタイルで踊ることがポイントです。振り付けのアイデアや聞き逃していたリズムの発見につながります。
ステップ④動画やSNSでリサーチしてみる
ダンス経験の浅いダンサーの場合、フリースタイルでイメージを固めることはできても、全体の振り付けをすぐに行うことはできません。選んだ曲でダンスの先輩たちがどういう風に踊っているのか、動画やSNSで調べてみましょう。リズムの遊び方やフォーメーションなど参考になる情報はしっかりキープしながら、オリジナルの振り付けに活かしていきましょう。
ステップ⑤振り付けを細部まで固めていく
そして、本格的に振り付けを固めていきます。細部までこだわり、「どのように観客に見せたいか」と俯瞰的に考えることがポイントです。まずは、知っているステップや振り付けのパターンを組み合わせていくことから始めましょう。最初から毒素的な振り付けができる人はいないので、安心してください。
ポイントは、音の取り方を適度に変えていくことです。ドラムなどのベースリズムばかりに合わせて踊っていると単調になりやすいので、たまにはアクセントとしてギターの音に合わせた振り付けを入れてみたり、ボーカルが入っている曲ならボーカルラインに合わせて体を動かしたりしてみてください。
ステップ⑥全体の構成を決めていく
大体の振り付けが決まったら、全体の構成を決めていきましょう。特にチームで踊る場合、どのタイミングで隊形を変えるのか、誰がどこで踊るのか、ということが重要です。
構成にこだわることができるようになると、見ていておもしろいショーになります。ぜひ、ダイナミックに構成を作ってみましょう。
ステップ⑦最終調整をしていく
構成を決めながら、振り付けを最終調整していきます。時には本番直前まで振り付けを調整することもあります。
2. 振り付けで参考になるコンテンツ・練習方法のすべて!
振り付けに慣れてくるともっと新しい動きに挑戦したい!と思うようになりますよね。そんな時に役立つWebサイトや動画、練習方法について解説します。やはり、経験が浅いうちは先輩ダンサーたちの振り付けから盗むことが早く、成長にもつながります。先輩ダンサーたちを参考にして、どんどん振り付けを作っていきましょう。
振り付け作りの参考になるWebサイト・YouTube・TikTokを厳選!
以下では、新しい振り付けを学ぶ時に参考になるWebサイト・YouTube・TikTokなどを紹介します。ぜひ気になるものがあればチェックしてみてください。
Web:Yuunosuke
ダンサーYuunosukeさんが運営しているダンスブログで、振り付けや初級テクニックなど、初心者ダンサーがつまずきやすいポイントを記事にしています。「ダンスステップの名前答えます!ダンスの動き・技78種類紹介!」では、78種類もの動きを紹介しています。今までのステップにマンネリを感じた時に見ると、新しく取り入れたい振り付けに出会うことができるかもしれません。
YouTube:Ps ダンススクール
なんと、300以上ものダンス講座を投稿しているYouTubeチャンネルです。YouTube上にはたくさんの振り付け動画があがっていますが、これだけの量を一気に見ることができるのはこのチャンネルだけです。基礎のステップから本格的な振り付けまで、丁寧に解説してくれています。
YouTube:ARATA DANCE SCHOOL
プロダンサーの視点で主にK-POPダンスを解説するYouTubeチャンネルです。プロダンサーならではのダンスの知識を出し惜しみせず、K-POPアイドルのダンスをメンバー毎に解説しています。振り付けのポイントやダンステクニックもわかりやすく説明しています。
“]Instagram:@tryupdance
振り付けに悩んだ時はTryUpDanceのInstagramアカウントも見てみてください。このアカウントでは、TryUpDanceのレッスンで教えている振り付けを公開しています。あがっている動画を真似しながらプロの振り付けを学んでみてください。アイドル・K Pop・ジャズ・シアター・テーマパーク・Hip Hopなど3人のプロダンサーが幅広いジャンルを教えています。きっと自分好みの振り付けが見つかります!
Instagram:@Dance_choreography
世界中のさまざまな振り付けを集めて投稿しているinstagramアカウントです。幅広いジャンルを、難易度の低いものから高いものまで色々と見ることができます。ダンスの振り付けに自信が出てきて、動画から振り付けを読み解くことができるようになったら、ぜひチェックしてみてください。
TikTok:@kotaro ide
大人気TikTokで振り付けの参考になるのは、KOTARO IDEさんのアカウントです。彼のダンスは「POP」という、体の筋肉をはじく「ヒット」や体を波のように動かす「ウェーブ」がメインなので少々難易度が高いかもしれません。しかし、独特の振り付けは一見の価値ありです!不思議な動きに挑戦してみたい人におすすめです。
振り付けを早く覚えたい!効率的な練習方法とは?
振り付けのバリエーションを増やすことも大切ですが、振り付けを早く身に付けることも同じくらい大切です。効果的に練習ができると、さらに多くの振り付けにとりかかることができ、結果的に上達につながります。振り付けを練習する時、
- 振り付け解説動画
- 動画反転アプリ
- スロー再生機能
この3つを練習に取り入れてみてください。それぞれの使い方は下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください!
3. ダンスを習ってみたくなったらTryUpDanceの無料体験へ
TryUpDanceは都内4拠点でレッスンを開講している、初心者中心の大人向けダンススクールです!上達することではなく、「1週間の楽しみを提供すること」を1番のモットーとして掲げているスクールであり、これを「楽しいイベントとそれに対する生徒の高い参加率」や「人間関係構築能力に長けた講師陣が作るアットホームなクラス」などで実現しています。また、全クラス10人以下の少人数制のため一人一人が丁寧な指導を受けることができる点や他のスクールでは学ぶことができない「テーマパーク」、「J-POP」、「アイドル」といったジャンルがあり慣れ親しんだ音楽で踊ることができる点も初心者におすすめのポイントです!体験は他のスクールではあまりやっていない常時無料なので初心者の方でも気軽に参加できるようなスクールとなっています。