何度行ってもワクワクするテーマパーク。パレードやショーを見るため、シーズンごとにテーマパークに行きたくなってしまいます。何度もショーを見て「自分もあんな風に踊れるようになりたい」と思ったことはありませんか?
今回は、楽しく踊るのにぴったりなテーマパークダンスクラスがある人気のダンススクールを紹介します。
テーマパークダンスの特徴も動画とともに説明するので、ぜひチェックしてください!
1. そもそもテーマパークダンスってどんなジャンル?
テーマパークダンスとはどんなジャンルなのでしょうか。まずは、ジャンルとしての特徴を把握しましょう!
1.1. テーマパークダンスってどんなジャンル?
テーマパークダンスは、その名の通り「テーマパークのショーやパレードで踊られるダンス」です。自由度が高く、曲のテーマによってダンスのスタイルも異なりますが、ジャズやバレエを基本としていることが多い傾向にあります。そのため、テーマパークダンサーになりたい方はジャズやバレエも習得しておかなければなりません。
テーマパークダンスの特徴として以下が挙げられます。
- 野外で遠くの人も見えるよう体を大きく使う振り付けが多い
- セリフや歌など演技の要素も求められる
- ダンスにテーマ性がある
- 大人数で踊る団体演技
- 10分以上の長い尺を踊ることも
テーマパークダンスと似たジャンルにミュージカルダンスがあります。ミュージカルダンスもジャズやバレエがベースで共通する点が多いのですが、テーマパークダンスの方が踊る時間が圧倒的に長い傾向にあります。
実際にテーマパークのキャストとして踊ると20分のショーに出ることも!もちろん頭から最後まで踊るわけではありませんが、体力が求められるジャンルだと言えます。
1.2. 有名なテーマパークダンス3選
自由で楽しく、かつジャズやバレエのしなやかさが特徴のテーマパークダンスを実際に見てみましょう。有名なテーマパークダンスを3つ、ピックアップしました!
1.2.1. ユニバーサルスタジオジャパン「Let’s Social DisDance!」
こちらの振り付けは新型コロナの影響で閉園中に作成されました。ソーシャルディスタンスを保てるよう、体を大きく使う振り付けを採用したそうです。
「誰でも踊れるように」とシンプルな振り付けですが、やはりプロが踊るとかっこいいですね!振り付け解説動画もあがっています。
1.2.2. 東京ディズニーランド「ハロー!ニューヨーク」
このダンスは実際に東京ディズニーランドで踊られたショーです。「ニューヨーク」というテーマ、間に入る演技、20分の長尺とまさにこれぞ「テーマパークダンス」ですね!
男性2人組が踊るロックダンスや、メインのシアターダンスなどさまざまなジャンルが取り入れられています。
1.2.3. 東京ディズニーシー「クリスタルウィッシュジャーニー」
こちらは過去にテーマパークダンサーを務め、CM出演歴などもあるダンサーSHOJINさんのレッスンの様子です。この振り付けはジャズ・バレエベースとなっています。
テーマパークダンスを踊る時、やはりジャズやバレエの基本ができているかどうかがダンスの質を左右します。この動画の生徒さんのように、強くしなやかに踊れるのが理想です。
2. テーマパークダンスを習得するには?
テーマパークダンスを習得するにはどんな方法があるのでしょうか。以下で、考えられる方法について説明します!
2.1. コピーダンス
YouTubeにあがっている振り付け動画などを見ながら、独力で振り付けを覚えていく方法があります。
【メリット】
- 好きな時間・場所で練習できる
- 好きな曲・振り付けを練習できる
【デメリット】
- わからないところがあっても教えてくれる人がいない
- 基礎が身につかない
テーマパークダンスは、コピーダンスにはあまり向いていません。レッスン動画などはコピーしやすいですが、テーマパークで本当に踊られているダンスは隊形移動がたくさんあって1人では踊りにくいからです。
また、テーマパークダンスの基礎となるジャズやバレエのスキルは独力ではなかなか身に付けられません。振り付けの通りに踊っても「なんか違う」ということになってしまいがちです。
2.2. ダンススクールに通う
ダンススクールに通って、プロのインストラクターから教えてもらう方法もあります。
【メリット】
- プロの指導によって必ず上達する
- 「テーマパークダンサーになる方法」なども聞くことができる
【デメリット】
- 決まった場所・時間にスクールに行く必要がある
- 自分の好きな曲を教えてもらえるわけではない
- 「テーマパーク」のジャンルがあるスクールが少ない
コピーダンスをするよりも自由度は下がりますが、ダンススクールに通うと必ずダンスが上達します。テーマパークダンサーをしていたインストラクターが教えてくれることもあるので、いろいろな話が聞けることもあるでしょう。
ですが、テーマパーククラスのあるダンススクールはあまり多くないので、近場でスクールを見つけるのが少し大変かもしれません。
2.3. 出張レッスン
出張レッスンはインストラクターが出張して1名〜複数名に教えるプライベートレッスンのことです。踊りたい曲を指定したり、インストラクターに振り付けを考えてきてもらったりすることもできます。
【メリット】
- 好きな曲の振り付けを教えてもらえる
- プロのインストラクターから習うことができる
- レッスンの時間や場所を指定することができる
【デメリット】
- 定期的に出張レッスンを頼むとお金がかかる
出張レッスンは自由度が高く、かつプロから習うことができる方法です。ですが出張経費がかかるので、何度も来てもらうとお金がかかってしまいます。
普段のレッスンというより、出張レッスンは「結婚式の余興でテーマパークダンスを踊りたい」などの目的のために単発で利用する方がおすすめです。
2.4. おすすめは「テーマパーククラスがある初心者向けダンススクール」
上記で3つのテーマパークダンスの習得方法をお伝えしましたが、おすすめは「テーマパーククラスがある初心者向けダンススクール」に通うことです。
テーマパークダンスは、前述の通りジャズやバレエのスキルを必要とします。また、さまざまなジャンルを混ぜて踊ることもあるので、ダンスの基礎がないとうまく踊りこなせません。
ダンスの基礎を1から丁寧に教えてくれる初心者向けのダンススクールに定期的に通うことがテーマパークダンス習得のための最短距離だと言えます。
テーマパークダンスをかっこよく踊るなら、初心者向けダンススクールをおすすめします!
3. テーマパーククラスがある初心者向けダンススクール3選
続いてはテーマパーククラスがある初心者向けダンススクールを3つ紹介します。テーマパークダンスのクラスがあるスクールは少ないので、見つけるのが大変なこともあります。
以下の3つのスクールはどれも初心者を対象にテーマパークダンスを教えているところなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
3.1. TryUpDance
TryUpDanceは「ダンス初心者の方が楽しく踊れること」を大切にしているダンススクールです。生徒1人1人に丁寧に指導ができる少人数制で、アットホームな雰囲気の中レッスンを受けることができます。
この動画のように、クラスではディズニーランドやシーで実際に踊られているナンバーの振り付けを踊ることができます!テーマパークダンスの基礎となるジャズやバレエのスキルもしっかりと身につけられるので、「楽しく踊りつつもかっこよくなりたい!」という方はぜひTryUpDanceに足を運んでみてください。
テーマパーククラスは新宿でやっており、体験レッスンは無料です!
3.2. REIダンスコレクション
渋谷と横浜に位置するREIダンスコレクションは、女性限定のダンススクールです。上記のダンス動画で紹介したSHOJINさんの初級テーマパークダンスクラスや、ダンスを初めて踊る人向けに超初級テーマパークJAZZクラスがあります。
どのクラスでもジャズの基礎をしっかりと教えてくれます。またバレエのクラスもあるので、「まずは踊れる体を作りたい」という方におすすめです。
3.3. 東京ダンススクールリアン
東京ダンススクールリアンは「初心者限定」をコンセプトとしているダンススクールです。テーマパークダンスクラスは「まずは楽しむこと」を目標としています。
大手ダンススクールのテーマパーククラスはオーディションを勝ち抜くことを目標とした人たちが競争しあい、初心者にとっては居心地が悪く感じることもあります。
一方、ダンススクールリアンには趣味で踊りたい人たちが集まっているので、自分のペースで楽しくダンスを習うことができるでしょう。
いかがだったでしょうか!今回はテーマパークダンスとおすすめダンススクールを紹介しました。
テーマパークダンスは、体を大きく使って踊るダンスです。レッスンで曲を聞くだけでも、テーマパークの楽さを思い出してワクワクしてしまうかもしれません!
「自分もディズニーのキャストみたいに踊りたい!」と思う方は、まずはぜひテーマパークダンスのレッスンにチャレンジしてみてくださいね。