
結婚式の余興と言えばダンスですよね。大人数で踊るダンスは盛り上がり、新郎・新婦や参加者から喜んでもらえる余興ナンバー1です。今回はダンス歴18年の筆者がセレクトした、絶対はずさない!面白い余興ダンス曲9選を紹介します。
結婚式までのダンスの段取りの流れや練習方法についても説明するので、初めてダンスにチャレンジする方はぜひ参考にしてください!
結婚式での余興ダンス曲の探し方、選び方のコツ
まず余興ダンス曲はどのように探し、選べばよいのでしょうか。以下では余興にぴったりなダンスの曲の探し方や選び方のコツをお伝えします。
余興ダンス曲を探し始める前に把握すべきこと!
まず、余興ダンス曲を探し始める前に「日程」「人数」「場所の広さ」を確認しておかなければなりません。それぞれが選曲にも関係してくるので、まずはこの3つを把握しましょう。
日程
結婚式なので日程は決まっている場合がほとんどだと思いますが、念のため再確認しておいてください。結婚式までどれだけ準備期間が取れるのかで、ダンスの選曲の難易度にも関係してきます。結婚式まで時間があるなら、振り付けが難しい曲に挑戦したり、凝った演出ができる曲を選んだりすることも可能です。
人数
何人で踊るのか、人数も曲を選ぶ前に確定させておきましょう。少人数で踊った方が映える曲、大人数で踊った方が盛り上がる曲があり、人数が選曲にも関係してきます。
場所の広さ
当日、会場はどのくらい広いのか、大体でよいので把握しておきましょう。場所が広ければ大人数で派手な振り付けができますし、狭ければ観客との距離の近さを利用して化粧や小道具などを活かすこともできます。
結婚式余興ダンス曲の探し方!
日程、人数、場所の広さがわかれば、早速選曲を進めましょう。メジャーな曲の探し方として「YouTube」、「インスタグラム・Tik Tok」の2つがおすすめです。
YouTube
YouTubeはダンス動画の宝庫です。世界中のダンス動画にアクセスできるので、「ダンス」、「おもしろい」、「結婚式余興」などでイメージにあった曲を探すことができます。振り付け動画が上がっていることもあるので、練習する時にもYouTubeが役立ちます。
Instagram・Tik Tok
InstagramやTik Tokには短めのダンス動画がたくさん上がっています。ハッシュタグを使って「#ダンス」などで探してみてください。
特にTik Tokには面白いダンスがたくさん上がっています。Tik Tokは動画で使っている楽曲名がすぐにわかるのもありがたいですね。
簡単ダンス曲の見分け方!
では、簡単でおもしろく踊れる曲はどうすれば見分けられるのでしょうか。以下に当てはまる曲から選んでみてください。
- 定番・多くの人が踊っている
- 明るい曲調で速すぎない
- 振り付け解説動画がある
- 芸人が踊っている
定番の曲は踊りやすく、かつたくさんの人が真似しているので参考にできる動画もたくさんあります。初心者なら特に、定番のナンバーから選ぶことをおすすめします。
テンポにも気を留めてみてください。やはり速い曲はその分難しくなりがちです。
また、おもしろい曲を選ぶ時に「芸人が踊っている」というのも1つの視点となります。芸人は歌手やダンサーのように特殊なダンスの訓練を受けているわけではないので、芸人が踊っている曲はおもしろい振り付けなのに意外と簡単な傾向があります。
結婚式に最適!おすすめ余興ダンス曲10選!
余興ダンスにぴったりの曲をジャンル別に全10曲紹介します。
【男性向け】藤井 風 / きらり
「きらり」は第72回NHK紅白歌合戦(2021年)で披露された藤井風のヒット曲です。SNSの踊ってみた動画でも人気のある曲で、スタイリッシュな振り付けが魅力の楽曲。かっこいい余興ダンスをしたい人はきらりにチャレンジしてみましょう!
【男性向け】ダンスホール / Mrs. GREEN APPLE
愛に溢れた歌詞とポジティブなメッセージがウェディングシーンにぴったりの1曲です。マイケル・ジャクソン風のレトロな振り付けは、会場全体を華やかな空気に包みます。「ダンスホール」は遅めのテンポなので、ダンス初心者でも挑戦しやすいですよ。
【女性向け】AKB48 / 恋するフォーチュンクッキー
不動の人気ダンス曲!誰もが聞いたことのあるポップスなら、余興で盛り上がること間違いなしです。恋するフォーチュンクッキーのダンスは、簡単なステップで覚えやすいのが魅力。自宅の狭いスペースでも簡単に練習できますので、予定が合わせにくい社会人の余興ダンスにおすすめです。
【女性向け】NAYEON / POP!
TWICEメンバー、NAYEONのソロシングル曲。K-POPダンスが余興ダンスにおすすめな理由は、パフォーマンスに特化した動画が豊富に揃っているところ。もちろん、「POP!」のパフォーマンス動画もアップされていますので、ダンス・フォーメーションを参考にしながらキュートな余興ダンスが作れますよ。
【男女混合】PSY – That That (prod. & feat. SUGA of BTS)
鉄砲を撃つような振り付けと、窓ふきのような振り付けが特徴の「That That」。手を使った真似しやすいダンスが多いので、ダンスに慣れていない人でも振り付けが習得しやすい曲です。ダンス経験者は、思いっきりかっこよく決めて踊ると舞台映えします。
【男女混合】松平健 / マツケンサンバ
「オーレオレ」でおなじみのマツケンサンバ。2021年の第72回NHK紅白歌合戦でも会場をわかせました。恥を捨ててとことん踊りきった者勝ちなダンス曲です。幅広い年齢層の来賓がいる会場での余興で盛り上がりたいときにおすすめです。
【大人数向け】荻野目洋子 / ダンシング・ヒーロー(Eat You Up)
人数が多ければ多いほど、インパクト抜群のダンス・ヒット曲です。あえての無表情で踊りきっても面白かっこいい振り付けなので、ダンス中の表情を作るのが苦手な人には断トツでおすすめします。
【大人数向け】SEKAI NO OWARI / Habit
中毒性のある歌詞とユニークな振り付けが人気のHabit。有名YouTuberが踊ってみた動画をアップし、Habitのダンスが話題になっています。大人数でぴったりと揃えて踊ると、より面白さが際立つダンス曲です。
【新郎新婦サプライズ向け】BTS/ Butter
ダンス解説動画の多い「Butter」なら、どこでも練習ができます。ソウルディスコ風のメロディーは、振り付けのアレンジもしやすいので、難しいダンスステップを簡単な振り付けになおして踊ってみましょう。
【新郎新婦サプライズ向け】Will Smith – Friend Like Me
新郎新婦がゲストへのサプライズとして、アラジン・ダンスをやってみるのもおすすめですよ。初めての共同作業は、ダンス練習。息がぴったりとあったダンスで、ゲストへの感謝の気持ちを伝えるのも素敵ですね。
早く上手く!余興ダンスの習得方法
たとえ面白い余興ダンスと言っても、しっかり踊りたいですよね。ダンスのクオリティが上がるほど振り付けや演出のおもしろさが際立つのも事実です。では、どうすれば早く上手く、ダンスを習得できるのでしょうか。
まずダンス曲を選んだ後にすべきこと
ダンスの選曲が終われば、練習開始!と言いたいところですが、実際にはいくつかの行程に分かれています。
- 曲の入手、編集
- 振り付け
- 練習
- 本番
上記4つの手順について、それぞれの進め方を簡単に説明します。
1.曲の入手、編集
曲が決まったら曲を入手しましょう。曲をフルで使うならストリーミングアプリでの再生でもダメではありませんが、結婚式場のスタッフの都合を考えてデータとして落としておくことをおすすめします。
iTuneやCDからデータを保存すると、音質がきれいで会場でも音が割れません。途中で曲をつないだりするなら、フリーソフトやアプリを使って編集しましょう。
2.振り付け (本番の人数、尺、会場の広さに合わせての)
曲の編集が完了すれば、振り付けを進めていきます。本番の人数や音楽の尺、会場の広さを考慮しながら振り付けを練習し、同時に体形や衣装なども意識するようにしてみてください。
3.練習
振り付けが決まれば、時間のある限り練習をしましょう。おもしろダンスはクオリティが高くなければ成立しません。振り付けを忘れるなど初歩的なミスをすると観客は冷めてしまうので、踊り込むことが大切です。
4.本番
練習を繰り返せば、あとは本番です!踊る前に場当たりや音源のチェックなどができればベターですが、あくまで新郎新婦の準備のさまたげにならないよう気を付けましょう。
本番は思いっきり踊り、参加者全員を笑わせる心意気で臨んでください!
余興ダンスの習得方法!一覧で紹介!
余興ダンスの段取りで気になる「練習」ですが、一体どのように習得すればよいのでしょうか。
ダンス歴18年の著者が、一般的な方法とともに上達への最短方法も以下でお伝えします。
1.自力で練習
もっとも一般的なのは、自力で動画を見ながら練習する方法です。
【メリット】
- 好きな曲を選べる
- どこでもいつでも自由に練習できる
【デメリット】
- ダンスのクオリティをあげるのが難しい
- わからないところを教えてくれる人がいない
自力で練習すると自由度が高い分、基礎を身につけないまま踊ることになるのでつまずきがちです。わからないところがわからないままになり、またダンスのクオリティの上げ方も掴みにくいので、なあなあになってしまうこともよくあります。
2.ダンススクールに通う
ダンススクールに通って、プロからダンスを習うと上手くなれます。
【メリット】
- ダンスのスキルが確実に身に付く
- わからないことがあればインストラクターに質問できる
【デメリット】
- 決まった場所・時間にクラスを受けに行く必要がある
- 余興の曲を練習できるわけではない
ダンススクールに通うとプロに習うことができるのでダンスは上達します。しかし、自由度が下がるのも事実であり、余興の曲を教わることができるわけでもないので、遠回りに感じてしまうかもしれません。
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